カテゴリ:副校長のページ
足して10,かけると40になる2つ数は? (数学の楽しみ方)
数学の楽しみ方はいろいろあると思いますが、私が楽しいと思えるのは、新しい考え方を身に着けたり、数学によって理科のことがさらに分かるようになった時です。
先日、本校のメディアセンターで雑誌の古いバックナンバーを配布していました。その中に科学雑誌『ニュートン』があったので、手にしてみましたところ、その回の特集は「虚数」でした。中学生のみなさんにしてみれば、「?」と思うところでしょうが、名前に似つかわしくなく、とても重要な「数」の種類なのです。
タイトルにある質問、「足すと10になり、かけると40になる2つの数は?」という問いは、実はこの虚数を使います。9年生ならばすぐに二次方程式になることに気づいたと思います。ですが、答えは「解なし」になってしまうのです。ですが、虚数等新しい数を導入することで答えは存在します。そして、この虚数の発見(発明?)が理科を飛躍的に進歩させました。
上にのせてある式は「オイラーの式」というもので、理科ではなくてはならない式です。その中にある「i」の字が虚数を表します。
そんな不思議な虚数。冬休みに少し調べてみてはいかがでしょうか?面白いことがたくさん見つかること請け合いです。
※ちなみに先ほどの問題ですが、足して10になる2つ数を掛け合わせた時の最大は5×5の25なので、この時点では普通の答えではないことに気づきます。
公開日:2023年12月19日 05:00:00
更新日:2023年12月20日 09:46:58