カテゴリ:副校長のページ
新しい一万円札の人物は誰でしょう?(本の紹介)
少し前までメディアセンターのディスプレイに、私の興味を引いていた一冊の本がありました。それは『渋沢栄一と論語と算盤(そろばん)』という本です。
渋沢栄一当人物は、中学校ではあまり扱われることのない人物ですが、今の日本が明治維新以降、このように発展しているのは、彼の貢献がとても大きいといっても過言ではないでしょう(少なくとも私はそう思っています)。そんな彼の紹介と彼の著書『論語と算盤』を紹介した、斉藤孝さんの本です。
渋沢栄一は実業家なので、政治の流れを中心に書かれた歴史の教科書では扱われにくいです。彼の実業家としての活動目的は営利という目先のものではなく、「日本の繁栄」という壮大なものでした。彼は幼少のころに学んだ論語を終生大切にしていました。彼の実業家としての活動も、常に論語が軸として存在してたそうです。
ちなみに、2021年の大河ドラマ『青天を突け』で取り上げられています。私は以前から知っていましたが、このドラマを通してより好きになりました。次の一万円札にものることになっています。
みなさんにもこの本を読んで、渋沢栄一を知ってほしいと思いました。
ちなみに、この絵は私が描いたものです。比較的うまくかけたかな、と思っているのですが・・・ どうでしょうか?
公開日:2024年02月15日 16:00:00
更新日:2024年02月16日 05:20:14